SINoALICE(シノアリス)、それは「最悪」の物語

もくじ

SINoALICEは欲望・狂気・絶望の物語

SINoALICE ーシノアリスー | SQUARE ENIX

ニーア」や「ドラッグオンドラグーン」で有名なヨコオタロウ氏が原作を作ったスクエアエニックス協力のRPGシノアリス(SINoALICE)

 

この作品は誰もが一度は聞いたことのある有名な物語の主人公たちがキャラクターとして登場してくるが、童話の世界のようなハッピーな世界観とは真逆の絶望的な世界で彼女達は殺し合いをする。

 

プレイヤーにとてつもないインパクトを与えるものすごくエッジの効いた作品だ。

本作のストーリー

本作品の舞台は「ライブラリ空間」と言われるあらゆる場所が本で埋め尽くされている場所から始まる。

 

童話の中に登場する可愛い赤ずきんなどのキャラクターになり、「他のキャラクター達を全滅させて作者を復活させる」というエグい目的のために戦いをしていく。

プレイヤーは好きな童話のキャラクターを選び物語を進めていくことで他のキャラクターと物語のなかで交差していく。

 

誰もが知っている可愛い赤ずきんがとても残酷になっていたりと、ダークな世界観が好きな人にはとてもツボな気がする(笑)

 

元ネタの童話を知っているとギャップをより楽しむことができると思うが、実際しらなくても全然問題はない。

リアルタイム戦闘でボスに立ち向かえ

戦闘のシステムはSPゲージを消費して装備した武器のスキルを発動する最大5人で戦うリアルタイムバトル

 

ストーリーモードではNPCが4人加わるが、ギルドのメンバー自分のフレンド共闘することも可能となっている。

 

レアリティの高い装備を入手すると新しいジョブが開放され、キャラクターとして加わる。

ゲームをプレイしている中でNPCや他のプレイヤーが乱入してくることもあり、色々な人とのマルチプレイが楽しめるのも今作の魅力である。

武器には召喚タブがありナイトメアスキルを発動することができ、これは1回の戦闘で1度しか使えないのでタイミングがとても重要になる。

 

敵を倒した際の演出などもすごくこだわって作られておりシノアリスの世界観を表すダークな描写はたまらない。

 

オートバトルにも対応しているので、序盤はある程度スムーズに進行していくだろう。

オソウジをしてスタミナを増やそう

オソウジをすることでプレイヤーは血を溜めてスタミナを回復することができる。これはランクが50に上がるまでは何度でも行うことができ、序盤はスタミナが無限に手に入るのはとてもありがたい。

 

制限時間30秒の中でどれだけ敵を倒すことができるかというようなミニゲームになっているので、なれるまでは何度でも挑戦していこう。

キャラクターを育成

童話の主人公達はゲームをプレイしていく中で溜まった熟練度を振り分けることで強くなっていく。

 

武器は、自分の育てたい武器に対して、育成用の素材などで強化していく。なお、武器にもそれぞれサイドストーリーが存在し、「ナイトメア」というものも存在する。

 

自分のお気に入りの主人公と武器で立ちふさがる敵を蹂躙していこう!!

大型アプデで追加された新章「現実篇」がマジヤバイ

今作は昔の童話のキャラクターが登場するが、舞台に「現実の世界」を織り交ぜる事により、童話の主人公達は現代社会の高校生や会社員としての日常を過ごしていく。 

しかし、その内容は可愛いものなどではなく、「暴力団によって集団で・・・」、「上司と不倫をしている最中に・・・」や「担任の子を妊娠して・・・」などコンプラギリギリの過激でダークな表現が満載。

 

プレイヤーの心を思いっきりえぐってくるようなストーリーが用意されている・・・。

本来のイメージとはかけ離れた少女たち

これまでの自分の主人公たちに対するイメージを根底から破壊していく様な斬新なキャラクターメイクやストーリーなどには流石ヨコオタロウ氏と賞賛を送らざるを得ない。

 

正直な感想を述べるとしたら、尋常でない」や「狂気というような言葉がふさわしい。

 

しかし、人の心の黒い部分を刺激するような物語に刺激され、病みつきになってしまうファンがいるのも納得できるストーリーになっている。

 

課金要素

シノアリスでは、課金によって魔晶石を獲得することができる。

 

配布で引けるガチャ自体の数が普通くらいなので、課金をした場合としない場合での差が結構開いてしまうのは否めない。

 

もちろん無課金でもレアな武器をゲットできるが、課金したほうが効率よくとても強力な武器やレアなアイテムがゲットできる。

  • 魔晶石の増量期間を狙って購入する
  • 魔晶石の購入特典に欲しい物があるときに購入する
  • ゲーム開始初期の期間のセール中に購入する

という3つが課金時のポイントになってくると思う。

 

一方ゲーム性は普遍的なガチャゲーであり、多大なお金と労力を捧げる覚悟が必要(無課金でも最高レアは手に入るが)。
ただし喜んで課金が行われるアプリが存在するように、本作もそれらと同じ狂気的なポテンシャルを秘めている。

レビュー

ニーアなどのゲームもそうだが、本当に好き嫌いは分かれるゲームだと思う。
しかし、その媚びないゲームの世界観が刺さる人にはめっちゃ刺さると思うのでぜひ一度は遊んでみてほしい!
※引用元:Game8より引用

個人的な感じ方ではあるが配布の関係で言えば魔晶石の配布が多いのは非課金ユーザーにとってはとてもありがたい。

※引用元:Game8より引用

誰もが一度は聞いたことのある童話のキャラクターではあるが、その認識を覆すような魅力的なキャラクターの衣装がとてもよい。
※引用元:Game8より引用

まとめ

ここまで作風の好みが明確に分かれるような作品はあまり見たことがないが、ゲームの内容自体も面白いので、ドハマリする人は正直多いと思う。
 
プレイヤー側としては作品の引力が勝るか。ソシャゲの闇に呆れるか。2つに1つだ。

 

己が遊ぶに値する魅力があるのか。そういった問題を真っ向から隠さず投げつける稀有な姿勢も、ヨコオワールドらしいのかもしれない。

 

※本サイト画像引用元:Google画像より引用

 

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